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2014年3月23日 (日)

「春日龍神」見に行ってきました。

久しぶりにお能を見に行ってきました。
昨年も伺いました、なら芝能です。
奈良県庁の芝生の上での公演で、今回はご当地の曲「春日龍神」をはじめ、子供狂言(小さい子たちなのにとっても上手!)など、盛りだくさんな内容で楽しませていただきました。

260322

写真は「春日龍神」の龍女の中之舞(「龍女之舞」という特殊演出で龍女が登場し、舞を舞います。)部分です。この世の者ではない、華やかさの中に強さを感じられる舞に思いました。
「春日龍神」を拝見するのは今回が初めてだったのですが、通常の演出である、シテの龍神だけよりより華やかになっていると思います。

お話は、釈迦の足跡をたどるために中国、インドに渡ることを決意した明恵上人が、暇乞いの為に春日明神に参詣すると、二人の神職が現れて、いまやこの春日山が霊鷲山と同じ聖地なのだから日本に留まるべきだと説得する。上人が明神の神託と考えて入唐渡天を諦める。龍女が登場して舞を舞うと、龍神が現れ、釈迦の入滅までをダイナミックに見せ、明恵上人に入唐渡天しないという約束させて去って行く、というものです。

ところで、「龍女」って一体何?ネットで調べると、「龍神が再生した」とあります。(法華経のお話は私が書くとそれこそ付け焼き刃になってしまうのでパスさせていただきます。)「春日龍神」は、春日大社は龍神をまつっている訳ではないのにそもそも何故「龍神」で「龍女」が出てくるのか?猿沢池を蹴って龍神が去って行くと謡にあったり、春日大社が藤原氏の氏神であることと「海士」の志度寺縁起との関係、近くの鳴雷神社と龍王池など、この辺りが龍神と縁が深いところから春日大社の使いとして登場したような感じがします。

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コメント

はじめまして。つねまると申します。

とても丁寧でお上品な貴記事は、以前より時々拝見しておりましたが、勇気を出してコメント申し上げます。

山下先生のお社中の方のお稽古は楽しそうでうらやましいな。

なら芝能は、本当に芝の上で舞うのですね。とてもシュールな画像です。
驚きました。

貴重な画像をありがとうございました。

つねまるさん、コメントくださりありがとうございます!
つねまるさんは、楽しそうなブログを書かれているのですね、ちょっと拝見させていただきました。

弊ブログが上品!?かどうかは良くわかりませんが、楽しい感じが出ているのなら、目指しているところも実際もそうなので、嬉しいです。

芝能についは、大阪でも「なにわ芝能」というのをしていて、大阪府での記事ですが、
『「芝能」とは、芝生を舞台として上演される能楽のことです。現在のように劇場が整備されていなかった大昔には一般的な上演スタイルだったそうで、これが「芝居」の語源ともいわれています。』http://www.pref.osaka.lg.jp/shichoson/jichi/tokusyu-naniwabunka.html
とのことで、太古の昔?の雰囲気が感じられる機会かと思います。現代の完成された装束、様式で舞台装置だけ芝だと、確かにシュールですね。ただ、芝の上なので舞いにくく、足袋もダメになり結構大変そうに思います。写真撮影は会場では禁止の案内は特になかったのですが本来はNGのようで、これは先生の了解をいただいて掲載させていただいてます。やはり写真があるほうが記事としては伝わりやすいですよね。

これからもよろしくお願いします。

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