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2015年4月

2015年4月21日 (火)

鳴門の海に消えた夫婦「通盛」

「磯山に。暫し岩根のまつ程に。/\。誰が夜舟とは白波に。楫音ばかり鳴門の。浦静かなる。今宵かな。

夜でなく、朝の鳴門に来ました。大潮の日ではなかったので渦の方はイマイチでしたが、よく考えたらここも謡曲の舞台、曲は「通盛」・・・個人的にあまり好きな曲ではなかったのでノーチェックでした。

「憂きながら。心のすこし慰むは。/\。月の出汐の海士小舟。さも面白き浦の秋の景色かな。処は夕浪の。鳴門の沖に雲つゞく。淡路の島や離れ得ぬ浮世の業ぞ悲しき浮世の業ぞ悲しき。
今は淡路島と鳴門の間には橋がかかっていて、簡単に渡る事ができますが、当時は都から海を隔てて遠く離れてしまったという感じがしたことでしょう。

鳴門側から淡路島方向を臨んだところです。
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「さる程に小宰相の局乳母を近づけ。二人「いかに何とか思ふ。我頼もしき人々は都に留まり。通盛は討たれぬ。誰を頼みてながらふべき。此海に沈まんとて。主従泣く/\手を取り組み舟端に臨み。ツレ「さるにてもあの海にこそ沈まうずらめ。地下歌「沈むべき身の心にや。涙の兼ねて浮ぶらん。上歌「西はと問へば月の入る。/\。其方も見えず大方の。春の夜や霞むらん涙もともに曇るらん。乳母泣く/\取り付きて。此時の物思君一人に限らず。思し召し止り給へと・御衣の袖に取り付くを。振り切り海に入ると見て老人も同じ満汐の。底の水屑となりにけり/\。

謡を読みながらこの海を見ると切ない感じがします。
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2015年4月20日 (月)

「屋島」の気分に浸ってみました。

「春霞。浮き立つ浪の沖つ舟。浮き立つ浪の沖つ舟。入日の雲も影そひて。其方の空と行くほどに。はるばるなりし舟路へて。八島の浦に着きにけり八島の浦に着きにけり。」

先週、舩ではなく、高速バスで鳴門まで行き、その後乗り継いで最後は2両!の特急に乗って屋島まで行きました。高松在住の友人にドライバーしてもらって屋島の山頂に向かう途中から戦場があったところを眺めました。(曲名は観世流のみ「屋島」、他流は「八島」のようです。)

都から四国にやってきた旅の僧が夢に見た、かつての合戦の模様。
「本の渚はこゝなれや。源平互に矢先をそろへ。舟を組み駒をならべて打ち入れ/\足なみにくつばみを浸して攻め戦ふ。」

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