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カテゴリー「旅行・地域」の27件の記事

2016年9月 1日 (木)

「蝉丸」ツアー:能「蝉丸」のルーツを訪ね、四ノ宮琵琶を聴く‥

蝉丸ツアー
能「蝉丸」のルーツを訪ね、四ノ宮琵琶を聴く‥
●日 時 平成28年10月30日(日) 10:30~16:00頃
●集合地 JR山科駅改札口前(JR京都駅より5分)10:20集合
○内 容  諸羽神社(琵琶石)、人康親王山荘跡碑
→徳林庵(蝉丸・人康親王の供養塔)→四宮大明神→昼食
→人康親王宮内庁墓・十禅寺(四ノ宮琵琶演奏)
→蝉丸神社村社→逢坂関跡→蝉丸神社上社→蝉丸神社関社
→JR大津駅解散
○ご案内  
四ノ宮琵琶ひろめびと 小谷昌代(弦楽ふるさとの会代表)
観世流能楽師     山下麻乃(公益法人能楽協会会員)
○参加費  3000円:当日集合時お支払い下さい
     (昼食代含・拝観料含・交通費別)
●参加お申し込み方法 
10月23日(日)までにチラシに記載の連絡先にお申し込みください。

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2015年7月20日 (月)

「藤戸」訪問その2

「藤戸」の謡を読むと、老母と盛綱のやり取りから見る漁師の身の上が悲惨すぎます。

老母
科も例も波の底に。沈め給ひし御情なさ。申すにつけて便なけれども。御前に参りて候ふなり。

老母に問いつめられて、盛綱は答えます。
又もや人に語らんと思ひ。不便には存じしかども。取つて引き寄せ二刀さし。其まゝ海に沈めて帰りしが。

それはどこなのか?
あれに見えたる浮洲の岩の。少し此方の水の深みに。死骸を深く隠しゝなり。

その浮洲岩の跡だという石碑が、藤戸寺の近く、今は田畑が広がるところに残されています。
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渡れる浅瀬を教えたのに関わらず、殺されてしまう。戦術的にはそういうものかもしれませんが、当事者にはただただ理不尽すぎます。
亡き子と同じ道になして給ばせ給へと。人目も知らず臥し転び。我が子返させ給へやと。
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2015年7月 8日 (水)

「藤戸」訪問その1

5月の末のことですが、広島に行く際に、途中で岡山県の藤戸に行ってきました。倉敷市の郊外にある町で、JRの倉敷駅よりバスで20分程度で藤戸寺に着きます。最寄りのバス停は「藤戸寺下」になります。
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2015年4月21日 (火)

鳴門の海に消えた夫婦「通盛」

「磯山に。暫し岩根のまつ程に。/\。誰が夜舟とは白波に。楫音ばかり鳴門の。浦静かなる。今宵かな。

夜でなく、朝の鳴門に来ました。大潮の日ではなかったので渦の方はイマイチでしたが、よく考えたらここも謡曲の舞台、曲は「通盛」・・・個人的にあまり好きな曲ではなかったのでノーチェックでした。

「憂きながら。心のすこし慰むは。/\。月の出汐の海士小舟。さも面白き浦の秋の景色かな。処は夕浪の。鳴門の沖に雲つゞく。淡路の島や離れ得ぬ浮世の業ぞ悲しき浮世の業ぞ悲しき。
今は淡路島と鳴門の間には橋がかかっていて、簡単に渡る事ができますが、当時は都から海を隔てて遠く離れてしまったという感じがしたことでしょう。

鳴門側から淡路島方向を臨んだところです。
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「さる程に小宰相の局乳母を近づけ。二人「いかに何とか思ふ。我頼もしき人々は都に留まり。通盛は討たれぬ。誰を頼みてながらふべき。此海に沈まんとて。主従泣く/\手を取り組み舟端に臨み。ツレ「さるにてもあの海にこそ沈まうずらめ。地下歌「沈むべき身の心にや。涙の兼ねて浮ぶらん。上歌「西はと問へば月の入る。/\。其方も見えず大方の。春の夜や霞むらん涙もともに曇るらん。乳母泣く/\取り付きて。此時の物思君一人に限らず。思し召し止り給へと・御衣の袖に取り付くを。振り切り海に入ると見て老人も同じ満汐の。底の水屑となりにけり/\。

謡を読みながらこの海を見ると切ない感じがします。
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2015年4月20日 (月)

「屋島」の気分に浸ってみました。

「春霞。浮き立つ浪の沖つ舟。浮き立つ浪の沖つ舟。入日の雲も影そひて。其方の空と行くほどに。はるばるなりし舟路へて。八島の浦に着きにけり八島の浦に着きにけり。」

先週、舩ではなく、高速バスで鳴門まで行き、その後乗り継いで最後は2両!の特急に乗って屋島まで行きました。高松在住の友人にドライバーしてもらって屋島の山頂に向かう途中から戦場があったところを眺めました。(曲名は観世流のみ「屋島」、他流は「八島」のようです。)

都から四国にやってきた旅の僧が夢に見た、かつての合戦の模様。
「本の渚はこゝなれや。源平互に矢先をそろへ。舟を組み駒をならべて打ち入れ/\足なみにくつばみを浸して攻め戦ふ。」

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2015年3月22日 (日)

通圓茶屋:「頼政」のパロディの狂言「通円」

平等院の近く、宇治橋のたもとの茶屋、「通圓」さんは平等院で亡くなった、源頼政の家臣だった人のお店が続いてきたもので、お店のHPによると創業1160年!とのことです。こちらで抹茶と桜の2色のソフトクリームをいただきました。桜は桜餅の風味で、抹茶はもちろんしっかり抹茶味、美味しかったのですが、同行の友人はこのお店の由緒より、食い気に走っていました・・・
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能「頼政」のパロディの狂言で「通円」という曲があります。頼政の戦いをお茶に置き換えたものだそうで、拝見してみたいと思いながら、見ていないのですが、独立行政法人日本芸術文化振興の文化デジタルライブラリーの記事によると大勢の人にお茶を点て、ついに点て死にしたという、荒唐無稽ながらも、謡と舞という能の表現形式を用い、詞章も能「頼政」を踏襲する、徹底ぶりだそうです。シリアスな修羅能をそんなんしてええんですか?と思うのですが、いいんでしょうね、しかも、現在にまでこうして伝えられている。日本の伝統文化はなかなかユニークです。

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平等院と「頼政」

修復工事が昨年終わった平等院に行ってきました。
世界遺産!として知らない人はいないかと思いますが、平家打倒の計画をしたものの、奈良に行く途中の平等院での戦いに敗れた源頼政が主人公のお能「頼政」の舞台でもあります。

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打倒平氏のための挙兵を計画し、諸国の源氏や大寺社に蜂起を促す令旨を発した以仁王の挙兵。
準備不足のために露見して追討を受け、以仁王と頼政は宇治平等院の戦いで敗死しました。
頼政が軍扇を敷き自害し果てたその跡地が「扇の芝」と伝えられています。
平等院に入ってすぐ、左手にひっそりとあります。

地「是までと思ひて。平等院の庭の面。是なる芝の上に。扇を打ち敷き。
鎧ぬぎ捨て座を組みて。刀を抜きながら。さすが名を得し其身とて。シテ「埋木の。
花さく事もなかりしに。身のなるはてはあはれなりけり。地「跡弔ひ給へ御僧よ。
かりそめながらこれとても。他生の種の縁にいま。扇の芝の草の蔭に。帰るとて
失せにけり立ち帰るとて失せにけり。

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2014年5月 7日 (水)

須磨寺〜松風村雨堂

須磨浦公園から須磨寺に行きました。こちらには平敦盛遺愛の青葉の笛や弁慶の鐘、さらに敦盛首塚や義経腰掛の松など、多数の重宝や史跡があります。

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こちらは敦盛の首塚だそうです。
胴体は合戦の地に葬られている
とのことです。

敦盛は笛の名手だったので、謡に「それこそさしも敦盛が。最期まで持ちし笛竹の。」というように最後まで持っていた笛が須磨寺に首とともに持ち込まれたようで、宝物館に敦盛の笛などが展示されています。展示物について写真撮影禁止とは特になかったと思いますが、ここでは控えます。興味有る方は検索してみてください^^
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写真は史蹟ではありませんが、敦盛の笛「青葉の笛」唱歌のメロディが流れる仕掛けの台。面白い事してますね^^;;

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2014年5月 6日 (火)

須磨〜源平合戦の地

須磨は源平合戦の地、在原行平が蟄居を余儀なくされた地、それが源氏物語の題材になったということで謡蹟たっぷりの土地です。謡蹟探訪という目的で行った事はないので、今回はじめて謡蹟目当てで歩いてみました。

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山陽電車の須磨浦公園駅を下車してすぐそばの「敦盛塚」。こちらには平敦盛の胴体が納められていて、須磨寺に首が・・・ということだそうで、怖いですね・・・
能に「敦盛」という曲があり、出家した源氏の熊谷直実が一の谷の合戦で手にかけた平家の若い公達で笛の名手だった平敦盛を弔っていると敦盛の霊があらわれて、というお話です。


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須磨寺の庭にある、手前:熊谷直実と奥:平敦盛の一の谷の合戦時の様子です。

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影向の松〜奈良、春日大社

奈良、春日大社は、能「春日龍神」の舞台であるだけでなく、春日大明神が降臨され、萬歳楽を舞われた「影向(ようごう)の松」という、能舞台の背景(鏡板)に描かれている松がありました。過去形なのは、写真の通り、切り株になってしまっているからです。
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