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カテゴリー「お能全般」の12件の記事

2015年3月22日 (日)

通圓茶屋:「頼政」のパロディの狂言「通円」

平等院の近く、宇治橋のたもとの茶屋、「通圓」さんは平等院で亡くなった、源頼政の家臣だった人のお店が続いてきたもので、お店のHPによると創業1160年!とのことです。こちらで抹茶と桜の2色のソフトクリームをいただきました。桜は桜餅の風味で、抹茶はもちろんしっかり抹茶味、美味しかったのですが、同行の友人はこのお店の由緒より、食い気に走っていました・・・
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能「頼政」のパロディの狂言で「通円」という曲があります。頼政の戦いをお茶に置き換えたものだそうで、拝見してみたいと思いながら、見ていないのですが、独立行政法人日本芸術文化振興の文化デジタルライブラリーの記事によると大勢の人にお茶を点て、ついに点て死にしたという、荒唐無稽ながらも、謡と舞という能の表現形式を用い、詞章も能「頼政」を踏襲する、徹底ぶりだそうです。シリアスな修羅能をそんなんしてええんですか?と思うのですが、いいんでしょうね、しかも、現在にまでこうして伝えられている。日本の伝統文化はなかなかユニークです。

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平等院と「頼政」

修復工事が昨年終わった平等院に行ってきました。
世界遺産!として知らない人はいないかと思いますが、平家打倒の計画をしたものの、奈良に行く途中の平等院での戦いに敗れた源頼政が主人公のお能「頼政」の舞台でもあります。

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打倒平氏のための挙兵を計画し、諸国の源氏や大寺社に蜂起を促す令旨を発した以仁王の挙兵。
準備不足のために露見して追討を受け、以仁王と頼政は宇治平等院の戦いで敗死しました。
頼政が軍扇を敷き自害し果てたその跡地が「扇の芝」と伝えられています。
平等院に入ってすぐ、左手にひっそりとあります。

地「是までと思ひて。平等院の庭の面。是なる芝の上に。扇を打ち敷き。
鎧ぬぎ捨て座を組みて。刀を抜きながら。さすが名を得し其身とて。シテ「埋木の。
花さく事もなかりしに。身のなるはてはあはれなりけり。地「跡弔ひ給へ御僧よ。
かりそめながらこれとても。他生の種の縁にいま。扇の芝の草の蔭に。帰るとて
失せにけり立ち帰るとて失せにけり。

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2014年5月 7日 (水)

須磨寺〜松風村雨堂

須磨浦公園から須磨寺に行きました。こちらには平敦盛遺愛の青葉の笛や弁慶の鐘、さらに敦盛首塚や義経腰掛の松など、多数の重宝や史跡があります。

Atsumorikubi

Kubitukatatehuda
こちらは敦盛の首塚だそうです。
胴体は合戦の地に葬られている
とのことです。

敦盛は笛の名手だったので、謡に「それこそさしも敦盛が。最期まで持ちし笛竹の。」というように最後まで持っていた笛が須磨寺に首とともに持ち込まれたようで、宝物館に敦盛の笛などが展示されています。展示物について写真撮影禁止とは特になかったと思いますが、ここでは控えます。興味有る方は検索してみてください^^
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写真は史蹟ではありませんが、敦盛の笛「青葉の笛」唱歌のメロディが流れる仕掛けの台。面白い事してますね^^;;

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2014年5月 6日 (火)

須磨〜源平合戦の地

須磨は源平合戦の地、在原行平が蟄居を余儀なくされた地、それが源氏物語の題材になったということで謡蹟たっぷりの土地です。謡蹟探訪という目的で行った事はないので、今回はじめて謡蹟目当てで歩いてみました。

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山陽電車の須磨浦公園駅を下車してすぐそばの「敦盛塚」。こちらには平敦盛の胴体が納められていて、須磨寺に首が・・・ということだそうで、怖いですね・・・
能に「敦盛」という曲があり、出家した源氏の熊谷直実が一の谷の合戦で手にかけた平家の若い公達で笛の名手だった平敦盛を弔っていると敦盛の霊があらわれて、というお話です。


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須磨寺の庭にある、手前:熊谷直実と奥:平敦盛の一の谷の合戦時の様子です。

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影向の松〜奈良、春日大社

奈良、春日大社は、能「春日龍神」の舞台であるだけでなく、春日大明神が降臨され、萬歳楽を舞われた「影向(ようごう)の松」という、能舞台の背景(鏡板)に描かれている松がありました。過去形なのは、写真の通り、切り株になってしまっているからです。
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謡蹟探訪〜奈良、東大寺

♪世に隠れなき大伽藍♪
奈良には、たまに行くのですが、何らかの用事が有って行くので、東大寺にはずっと寄れずじまいでした。今回は、東大寺をまず第一目標にして、行ってみました。実は、大仏で有名な東大寺にも、関係する曲があります。と言っても、一般的には有名ではない「大仏供養」という曲です。謡の初心本に載っているので習っている人はなじみ深い曲です。
写真は「だ〜いがら〜ん〜」と謡うのに合わせて?パノラマ撮影してみましたが、うまくいってないですね。
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2013年7月16日 (火)

謡「熊野」:余談、熊野の長藤

「松風」と並び称される「熊野(ゆや)」をとうとうお稽古する事になりました!
平宗盛に仕える女性、熊野(ゆや)が故郷、遠江の母が病気だという連絡を受けて帰りたいというが許されず、宗盛について花見に出るが、そこで歌を詠んでようやく帰らせてもらう、というストーリーだけ書いたらそれで?みたいになってしまうのですが、日本の春の華やかさと死のイメージを併せ持つ表現がこれこそ能!というような曲、なのかなと思います。

で、先ほどちょっと調べたら、主人公、熊野の故郷って磐田市なんですね!
磐田市HP行興寺の熊野の長藤の記事/http://www.city.iwata.shizuoka.jp/midokoro/bunkazai/bun14.php
花のふさが長さ1mにもなり、天然記念物とあります。

磐田市商工会議所HP/http://www.sci-iwata.or.jp/kanko/nagafuji.html
こちらを見ると推定樹齢800年!「熊野の長藤まつり」をしています。臨時シャトルバスまで運行しています。

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2011年12月25日 (日)

四天王寺〜「弱法師」の舞台

灯台もと暗し、で、今まで中に入ったことのない、「四天王寺」に行ってきました。
聖徳太子が建立したことで有名ですが、建物は何度も燃えては再建で、新しいです。

やはり、まずは石鳥居から行かねば。

仏法最初の天王寺の石の鳥居こゝなれや。立ち寄りて拝まんいざ立ち寄りて拝まん。note
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2011年12月10日 (土)

紅葉の季節の「龍田」の舞台4

昔の竜田川は、この辺りの大和川でしょうか?(三郷駅のホームから撮影しました。)
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この他の写真はこちらへ
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.285005474876525.65154.231127253597681&type=3&l=34950434dc

2011年12月 4日 (日)

紅葉の季節の「龍田」の舞台3

竜田川公園でゆっくりするまもなく、12月の夕方は、どんどん暗くなってきます。ちょうどやってきたバスに飛び乗り、王子駅に戻り、一駅大阪側に戻って三郷駅に。そこから急な坂道をのぼると、すぐに「龍田大社」がありました。
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